Athlete support <Conditioning>
基本的な考え方として、選手に対してトータル的なバランスを整えるというサポートを前提に考えております。
その中で、総合的と言える「Conditioning」になります。
これはコミュニケーション、信頼関係等が「カギを握る」とも言える部分となります。
さらに学校や練習など日常生活の情報も必要となり、疲労や練習の内容など様々な要素を理解し「Control」を行う事となります。
目的は中期から長期の目標設定を行い「達成」
さらに試合や本番に対してベストな状態に組み上げるという事になります。
そのため、週に1回では確実に無理な事、保護者との信頼関係と情報の共有が不可欠な事となります。
Step 1 分類を理解する
分類されたそれぞれの分野を必要な比率で構成する。
「Conditioning」は他の内容と違い、横のつながりとの連携、「Consensus」調整力が要求されます。
調整するためには、「技術面」の情報、「今何に取り組んでいるか」、「次に何に取り組むか」、「何が技術担当から見て選手に足りないか」等、そう言った情報を共有し取り組む事でより習得スピードが上がります。
ただ、ここまでは「Conditioning」でなくても行う内容です。
Step 2 年間計画を作り共通意識で取り組む
常に最高の状態はまず無理です… 1年間できたとしても2年目以降は無理ですね…
年間を通して「休息する時期」、「身体強化、新しいスキルの習得」、シーズン中は「維持とMentalを含めて状態コントロール」等、高度で複雑な調整が要求されます。
Conditioning trainerとしては例えばシーズン中だけを切り取ると、最優先は技術面の調整、これは当然「時間的」・「精神的」・「物理的」にも最優先となります。
シーズン中に高まるのは疲労、その他は下降・低下する事は仕方がない事です。
なので、この時期は「持久系」はもちろん「呼吸・循環」、「筋力」も含めていかに緩やかな下降に抑えられるかにかかってきます。
この仮想計画ではシーズンは冬、最重要なポイントは12月に設定されているので、中高生であれば持久走、小学生であれば縄跳びなど、学校体育でも持久力の強化と疲労が高い種目が多くなります。
そのため、そう言った学校体育も考慮し調整する事が必要となります。
もちろん、疲労の程度や練習内容、体調も考えると栄養面もリカバリーとして家庭での食事面も重要な要素となってきます。
さらに、こう言った疲労と張りつめた状態ではMental面の調整もとても重要となります。
一部のポイントだけを切り取った内容でしたがいかがでしょうか?
この事だけを考えでも週に1回受講では無理とご理解いただけるのではないでしょうか?
十分な情報がない状態では、そもそも計画も組めないですが、対策も講じる事ができい事も理解していただけるのではないでしょうか。
まだまだ必要な要素、取り組むべきことはたくさんありますが、今回の紹介はこの辺りにしておきます。
Step 3 本番を常に想定して… そして実際に本番でもサポート
個人によって良いパフォーマンス(覚醒状態)は位置が違います。
選手によって最適な「Performance」を発揮できる覚醒水準・集中深度は違います。
覚醒水準は高ければ良いという事ではありません。高すぎると「頭が真っ白」になったり、「何が何だかわからない」などという過緊張状態が起こります。
かと言って低いと「注意力が散漫」、「気持ちが乗らない」等となってしまいます。
こう言った「Control」調整は団体競技であれば「気持ちがのらない」としても全体の流れに乗っていると修正されることもありますし、「頭が真っ白」の過緊張状態でも、チームで一緒にいると緩和されることもあります。
チームで意識をひとつにして高め、心と体をチームとして一丸とする事で言えばラグビーのNew Zealand「All blacks」の「Haka」が有名ですね!
しかし、個人競技となると難しい事も多くなります。
試合や舞台当日となると、さらに難易度はあがってしまいます。
そう言った事も普段から取り組む事、そして本番では可能であれば帯同、サポートを行い自身の感覚だけでなく、普段関わっているConditioning trainerの目から状態を見極め過緊張状態であればwarming-upで抑える事を行い、不足状態であれば緊張状態を高める事を行い、できる限り最適な状態・範囲に留めるように調整いたします。
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